【サンワドー】
家電部門で上新電機とフランチャイズ契約
青森県、北海道でホームセンターを展開するサンワドーは、家電部門の販売で、上新電機(大阪府大阪市)とフランチャイズ(FC)契約を締結したと発表した。
同社はこれまで、セキド(東京都新宿区)とFC契約を締結し、家電製品の販売を行ってきたが、セキドが2012年9月に同社の家電事業撤退を発表、10月14日には「でんきのセキド」11店舗を閉店しており、FC契約の継続が困難となっていた。
家電量販店業界は、ヤマダ電機(群馬県高崎市)が12月13日にベスト電器(福岡県福岡市)を子会社化して、グループ全体の売上高として2兆円を超えることがほぼ確実となっているほか、ビックカメラ(東京都豊島区)も6月にコジマ(栃木県宇都宮市)を子会社化するなど、大型の合従連衡が続いている。
上新電機は、FC店舗を含めて214店舗を展開、売上高は4101億円(2012年3月期)。関西資本の家電量販店として、唯一、独立を保っている。