【園芸】
2012年の業績は苦戦。アンケート調査から

2012/12/06 00:00
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 ダイヤモンド・ホームセンター誌は、11月上旬に、全国主要HCを対象に「園芸部門動向調査」のアンケートを実施し、28社から回答を得た。

 

 2012年の園芸部門売上高の対前年同期伸び率(既存店ベース)で、最も回答が多かったのは「▲5~0%」の12社(回答率43%)で、続いて「0~5%」の9社(同32%)となった。「▲5%以上ダウン」「横ばい」を含めると17社(同60%)になった。

 

 11年にも同様のアンケートを実施しており、前回は約半数のHCが「0~5%伸びた」と回答し、「5%以上伸びた」HCを含めると、「伸びた」HCは全体の約3分の2を占めていた。

 

 12年のHCの園芸部門は、前年に比べると苦戦したと言えそうだ。

 

 一方、取材などを通すと、伸びている商品もある。その一つが除草剤だ。除草剤は、園芸愛好家も使うことや、天候に左右されずに使用されることから、これからも安定した市場とHC各社は期待している。あるHCバイヤーは「地方などに行くと草むしりを高齢者が行うことが多い。草むしりはたいへんな作業なので、高齢者のお客様に除草剤を提案することで、需要を拡大できます」と語っている。

 

 なお、園芸部門動向調査の結果は「ダイヤモンド・ホームセンター1月号」(12月15日発売)に掲載。

 

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