【矢野経】
文具・事務用品市場は微減も、ノート、水性ボールペンが伸びる

2012/11/15 00:00
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 矢野経済研究所が、2011年度の国内・文具・事務用品市場規模(メーカー出荷金額ベース)を発表した。それによると、市場規模は前年度比1.5%減の4,764億円で、減少幅は縮小したものの、減少傾向は続いている。

 

 ノート市場に限ると、市場規模は1.7%増の233億円と伸びた。同市場は07年度以降、拡大基調となっている。11年度はやや成長率が鈍化したものの、デザイン性や付加価値を高めたノートの普及やスマートフォンに連動した新ジャンルのノートの登場などで成長を維持している。

 

 ボールペン市場では、水性ボールペン(ゲルインキ含む)が、前年度比6.0%増の158億円となった。水性ボールペンは、消せるボールペンやカラーバリエーションが豊富な替え芯が選べる商品などがヒット商品となり、10年度以降市場が拡大している。
 

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