「パーソナルユース 商品」の上半期売上高が100億円を突破!『カレーうどん』新発売
株式会社ニチレイフーズ(代表取締役社長:竹永雅彦)は、コロナ禍で加速した「パーソナルユース需要」を取り込むべく、家庭用・業務用の垣根を越え、あらゆる業態に向けて、意欲的に商品を開発している。2022年3月発売の家庭用『冷やし中華』を筆頭に、「パーソナルユース商品」の上期売上高は100億円を突破した。下期には業務用向け商品を新発売するなど、全業態を通じた今年度の売上高は、230 億円を予定している。引き続き、全業態へ向けた 商品開発 ・生産・販売 を積極的に行い、パーソナルユース商品市場の拡大・定着を図る。今中期経営計「CompassRose2024」最終年度にあたる25年3月期には、パーソナルユース商品の年間売上高300億円を目指す。
パーソナルユース需要の高まりについて
国内では「女性・高齢者の就業率の高まり」等の中長期的な社会環境変化を受け、家庭内で食事を素材から調理せずに加工食品や惣菜、外食などを活用する「食の外部化」が進展している。「世帯の少人数化」「単独世帯の増加」の進展や、新型コロナウイルス感染症拡大による在宅勤務の定着等により、加工食品や総菜の個食需要は確実に高まっている。さらに、個々人で喫食時間や場所、味・メニューの嗜好が異なる場面が増え、家族内であっても個食需要が見られるようになったた。外食業態でも、コロナ禍において他人との接触制限が常態化したことから「おひとり様需要」が伸長している。さらに、ニーズの続伸する福祉給食業態では、利用者ごとに異なる食事が求められ、また深刻な人手不足から、完成された個食の需要が拡大している。
ニチレイフーズでは、従来の範疇や業態の垣根を越えて拡大する個食需要を「パーソナルユース需要」と定義し、今春、山形工場に約40億円を投資して専用ラインを新設するなど、商品開発・生産・販売を積極的に行っている。
家庭用新商品『カレーうどん』
2023年1月には、上記山形工場で生産する家庭用新商品『カレーうどん』を発売する。
【商品特徴】
①電子レンジのみで調理が完結
家庭用冷凍カレーうどんは現在、鍋調理が主流だが、本商品は電子レンジのみで調理が完結する。そのため、調理や後片付けの負担を大幅に軽減できる。
②コク旨&スパイシーな特製カレースープ
特製スープは、当社山形工場の「スパイスコーディネーター」が調合するオリジナル。かつおだし、昆布エキス、ポークエキスをベースに21種類のスパイス&ハーブを使用した、コク旨カレースープに仕上げている。
③もちもちの自家製麺と4種の具材
自社工場で製麺した麺を使用。配合や混合条件などを工夫して、もちもちの食感を実現している。また、長さについても食べやすいように、短めに調節している。具材は豚バラ肉、かまぼこ、ねぎ、油揚げを使用し、満足感のある食べ応えになっている。