【SC売上高】 13年の既存店は0.5%の減収、2年ぶりマイナス

2014/02/12 00:00
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 日本ショッピングセンターがまとめた2013年のショッピングセンター(SC)売上高は、既存店ベースで前年比0.5%のマイナスだった。前年実績を下回るのは2年ぶり。

 

 天候不順や猛暑、寒気の到来の遅れなど天候要因で1年を通じて衣料品や季節雑貨の売れ行きがマイナスの影響を受けた。

 

 一方、新規開業SCを含む全店ベースでの売上高は推計で28兆9209億円となり、前年に比べて2.6%増えた。13年の新規開業SCの数は前年より30施設多い65施設で、これが全店ベースでの売上げ増に寄与した。

 

 既存SCの売上げ伸び率を地域別にみると、北海道が2.8%増と好調だった。天候に恵まれたことに加えて、年後半からは訪日外国人客の増加がプラスに働いた。近畿では大型SCの新規開業の影響を受けて、既存SCは1.6%の減収と振るわなかった。

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