【ビール類】 13年の課税出荷数量は9年連続で過去最低、1.0%減
ビール酒造組合と発泡酒の税制を考える会が発表したビール大手5社の2013年のビール系飲料の課税出荷数量は前年比1.0%減の4億3357万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、9年連続で過去最低を更新した。
全体の5割強を占めるビールは1.7%減だった。夏前までは堅調だったが、秋の天候不順による落ち込み落ち込みをカバーできなかった。発泡酒が6.3%減と落ち込む一方、新ジャンル(第3のビール)は2.0%増で伸び率は鈍化しているものの9年連続で前年比プラスとなった。
ビール系飲料全体に占める酒類別の構成比は、ビールが55.8%、発泡酒が12.6%、新ジャンルが31.6%となった。