【食品関連業者】 13年の倒産件数は881件で4.5%増、3年連続の増加

2014/01/20 00:00
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 帝国データバンクの調べによると、食品メーカーや卸、スーパーマーケットなど食品関連業者の2013年の倒産件数は881件で前年比4.5%増となり、3年連続で前年実績を上回った。

 

 景気回復の兆しから百貨店などでは高額商材の売れ行きが好調だが、食品業界は低価格化の流れが止まっておらず、円安進行などによる原材料コストの増加が採算悪化を招いている。

 

 業態別で最も倒産件数が多かったのは小売業で5.0%増の358件、負債総額は54.4%増の564億円だった。主な倒産企業としては、地方食品スーパーの望月巌商店(静岡県、負債総額59億円)、東京ストアー(石川県、同55億円)などがある。

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