【小売販売額】 10月は2.3%増、大型店は既存店が0.4%のマイナス

2013/12/02 00:00
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 経済産業省が発表した10月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年同月比2.3%増の11兆2030億円だった。前年比プラスは3ヵ月連続。

 

 新車販売の好調などから自動車小売業が14.8%増と大きく伸びたほか、飲食料品小売業が1.1%増、医薬品・化粧品小売業が2.1%増となった。衣料品販売は全般的に不振で織物・衣服・身の回り品小売業は2.0%のマイナスだった。

 

 一方、大型小売店は全店ベースでは0.4%増で3ヵ月連続のプラスとなったが、既存店ベースでは0.4%の減少で2ヵ月ぶりのマイナスだった。百貨店、スーパーともに既存店は0.4%の減収でとくに衣料品の不振が目立った。

 

 コンビニエンスストアは全店ベースでは4.6%増だったが、既存店は0.9%減と4ヵ月連続の前年実績割れとなった。

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