【ビックカメラ】 経常利益は約1.5倍の153億円、13年8月期
家電量販店大手のビックカメラが発表した2013年8月期の連結業績は売上高が前期比55.5%増の8053億円、経常利益が約1.5倍の153億円だった。
前期にコジマを子会社化した効果で売上高が大幅に伸びた。コジマは不採算店舗の閉鎖などから経常赤字となったものの、ビックカメラ本体は仕入れ条件の変更などで粗利益率が改善し、経費削減効果も重なって大幅な増益となった。
14年8月期の業績についてはコジマの買収効果が一巡することから、売上高は前期比0.9%増の8130億円、経常利益は1.0%増の155億円といずれも微増を見込む。コジマの減損損失の計上が減ることなどから純利益は約3.2倍の77億円に増えそうだ。