【キユーピー】 全農と合弁でカット野菜の製造・販売事業、年商100億円目標
キユーピーは全国農業協同組合連合会(全農)と合弁でカット野菜の製造・販売事業に乗り出す。国内の野菜生産は少子高齢化などに伴う市場縮小の影響で減少傾向にあるが、調理の手間が省けるカット野菜の販売は増加しており、キユーピーの生産技術力と全農の野菜調達力を生かすことでカット野菜市場の開拓を図る。
12月3日付で新会社、グリーンメッセージを設立、資本金は20億円でキユーピーが51%、全農が49%を出資する。全農が所有する神奈川県大和市の土地に新工場を建設、2014年10月の稼働を予定する。
主に業務用としてカット野菜を販売、25年までには生産拠点をあと2ヵ所増やし、売上高100億円を目指す。