【エディオン】 LIXILグループと資本・業務提携、リフォーム事業強化
家電量販店大手のエディオンは8月26日、LIXILグループと資本・業務提携すると発表した。LIXILグループの商品を中心に扱うリフォーム関連売り場を拡充するほか、同グループの施工ネットワークを活用してリフォーム事業を強化する。
LIXILグループはエディオンが実施する第3者割当て増資を引き受けるほか、エディオンが保有する自己株式を買い取り、8%を出資する筆頭株主となる。エディオンは約50億円の調達資金のうち、諸費用を除いた48億円強を新規出店とリフォーム関連の店舗改装などに充てる。
提携によってエディオンは13年3月期で125億円だったリフォーム事業の売上高を、今後3年で582億円に拡大する計画。
エディオンの13年3月期決算は家電販売の不振から26億円の最終赤字となっており、リフォーム事業に太陽光発電システム、オール電化などを加えたエコ・リビングソーラー事業を経営の柱の一つに育てたい考えだ。