【全国スーパー】 6月の既存店売上高は2.7%増、衣・食・住3部門プラスに
日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟57社)の6月の売上高は1兆605億円で、既存店ベースでは前年同月比2.7%の増加だった。気温上昇で季節商品がよく売れ、衣・食・住の3部門がいずれもプラスとなった。前年実績を上回るのは3ヵ月ぶり。
食料品は1.6%の増加。相場安で農産品は0.5%減となったが、畜産品、水産品、総菜は揃ってプラス。アイスクリーム、飲料が好調でその他食品は2.2%増と食料品では最も伸びた。
夏物衣料の動きが良かった衣料品は2.8%増。住関品ではレジャー用品や夏物の寝具、エアコン・扇風機などが好調で5.3%増となった。
同時に発表した1~6月の売上高は、全店ベースで前年並み、既存店ベースでは前年同期比1.5%のマイナスだった。上半期の既存店売上高が前年実績を下回るのは17年連続。