【全国百貨店】 4月の既存店売上高は0.5%減、4ヵ月ぶりのマイナス

2013/05/21 00:00
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の4月の売上高は4767億円で、既存店ベースでは前年同月比0.5%減となり、4ヵ月ぶりに前年実績を下回った。

 

 4月は気温の低下や大雨など天候不順の影響を受けて主力の衣料品が3.1%減と苦戦したほか、来店客数も伸び悩んだ。一方、株高による資産効果などから高額商材は引き続き好調で、高級ブランド品を含む身のまわり品が1.8%増、高級時計を含む美術・宝飾・貴金属が18.8%増と全体の売上げを下支えした。

 

 また、円安進行と中国の清明節、タイの旧正月などアジア圏の旅行シーズンが重なったこともあって、全国44店の免税売上高が2009年1月の統計開始以来最高の約38億6000万円となるなど訪日外国人向けの売上げも好調だった。

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