【ヤオコー】クラウド活用し、店舗系システムのサーバーを削減
食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)は店舗系のシステム基盤を刷新し、11月から本稼働を始めた。新システムの特徴は、クラウドを活用することで店舗にあったサーバーを削減したこと。システムは富士通および寺岡精工と共同開発した。
従来は店舗にあった食品・日用品発注システムのサーバーと生鮮・総菜などの計量器管理サーバーを撤去、富士通のデータセンターに設置した専用サーバーに集約した。これにより店舗系システムのサーバー台数を10分の1に削減、システムの運用負荷やランニングコストを削減すると共に、店舗における情報・通信システム関係の電力消費量も約4割の削減が見込めるという。