【三城HD】同業の金鳳堂を買収、26店舗を取得
眼鏡小売チェーン最大手の三城ホールディングスは19日、同業の金鳳堂(東京都中央区)から眼鏡小売事業を買収することで合意したと発表した。三城HD完全子会社のオプトレーベルが事業受け皿会社となり、事業譲受後に会社名を金鳳堂に変更する。
金鳳堂は首都圏を中心に26店舗(うちマレーシア1店舗)を展開、2009年8月期の売上高は32億円となっている。
一方、三城HDの10年3月期連結業績予想は売上高が581億円(前期比0.6%増)、営業利益が3億円(前期は8億円の赤字)、純損益は6億円の赤字(前期は32億円の赤字)となっている。眼鏡市場の縮小で三城HDの業績は低落傾向にあり、同業買収で収益拡大につなげる狙いだ。