【コンビニ売上高】10月の既存店は5.9%減、たばこ駆け込み需要の反動

2010/11/25 09:37
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 日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の10月の売上高は、既存店ベースで前年同月比5.9%減だった。たばこ増税前の駆け込み需要で9月の売上げが大きく伸びた反動で、6月以来4ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 

 既存店ベースの客数は4.4%減で5ヵ月ぶりのマイナス、9月に22ヵ月ぶりにプラスとなった客単価は553.0円で1.5%減と再びマイナスに転じた。商品部門別の売上高では、たばこを含む非食品の売上高(全店ベース)が19.3%減と大きく落ち込む一方、弁当や総菜などの日配食品は4.6%増と健闘、加工食品も1.7%伸びた。チケット販売や料金収納代行などのサービスも8.8%増と好調だった。

 

 大手チェーンの既存店売上高(単体ベース)は、ローソンが3.5%減、ファミリーマートが9.9%減、サークルKサンクスが11.1%減、ミニストップは10.6%減だった。

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