週刊スーパーマーケットニュース、いなげやが「ESG/SDGs評価融資」に認定

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。いなげやは4月28日、三井住友銀行から「ESG/SDGs評価融資」の認定を受けたことを発表した。「サステナビリティ・マネジメント」「ローカル・コミュニティへの配慮」「製品・サービスにおける環境配慮」において非常に高い水準であること、企業経営においてESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みと情報開示を実施していること、事業を通じてSDGsが示す「目標11;住み続けられるまちづくりを」「目標12:つくる責任 つかう責任」などの達成に向けて貢献意欲が高いことが評価された。(4月29日~5月5日のニュースをまとめました)。

いなげや
gettyimages/winhorse

ベルク
市・大学と共同開発した薬膳カレー

 ベルクは、包括連携協定を結び地域振興や健康づくりを推進する埼玉県戸田市、および日本薬科大学との取り組みの一環として、薬膳カレーを共同開発して販売する。「チキンと彩り野菜の薬膳カレー」(販売期間:5月6日~6月4日)と「ビーフとたっぷり玉ねぎの薬膳カレー」(同6月5日~7月4日)の2種類で、日本モーターボート選手会埼玉支部所属の宮崎安奈選手、中田夕貴選手から体づくりや健康についての意見を採り入れ、大学の薬学や栄養の知見も活かして商品化した。

ヤオコー
直輸入ワインが「サクラアワード」で「ダブルゴールド」受賞

 ヤオコーグループの小川貿易が直輸入するワインが、ワインプロフェッショナルの女性が審査する国際的なワインコンペティション「サクラアワード2022」において、「ダブルゴールド」1アイテム、「ゴールド」10アイテム、「シルバー」4アイテム、計15アイテムを受賞した。第9回目となる審査会には、25カ国から過去最多となる4652アイテムのワインがエントリー、「ダブルゴールド」には286アイテムが輝いた。小川貿易の「ダブルゴールド」受賞ワインは「レ テオドリコ アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ」(生産地イタリア/赤ワイン)。

日本生協連
「みんなにやさしい商品についてのアンケート」の調査結果

 日本生活協同組合連合会は、食べやすさや使いやすさにおいて“ユニバーサルデザイン”に配慮した「みんなにやさしい」商品に求められる要素を探るため、全国の組合員を対象にWEBアンケート調査を実施した。調査結果の概要は以下のとおり。調査期間:1月18日~24日/有効回答数:2131件

  1. 買物時に避けている点は「不要な添加物が入っている」(50.5%)と、「国産でない」(46.2%)がトップ2。年代が上がるにつれて食品表示への意識が高まる傾向。
  2. 約7割が開封しにくかった食品があると回答。「開けるのに力が必要」な点が、開封しにくいと感じることのトップで6割超。開封しにくかった商品の1位は「豆腐」、2位は「レトルト」。
  3. 食品保存で不便な点は「冷凍庫内でかさ張る」(67.6%)がダントツ1位。

JA全農
盛りだくさんの商品を取り揃えた「父の日イベント」

 全国農業協同組合連合会(JA全農)は、6月19日の父の日に向けて、産地直送通販サイト「JAタウン」において、5月5日から6月14日まで「父の日イベント」を開始する。産地自慢のメロンやぶどうなどの果物、ステーキや焼肉が楽しめる肉のほか、水産物や酒など、全国各地の商品を多数揃える。

ツルヤ
オンラインストアでも店内製造商品の予約を受付

 ツルヤでは6月に予定するオンラインストアのリニューアルに伴い、刺身、寿司、オードブルなどの店内製造商品が、利用する店舗で予約できるようになる。注文商品については、店舗で受取りおよび支払いを行う。

アルビス
委託事業でさらに広がるフードバンク活動

 アルビスは4月27日より、金沢市の委託事業「フードドライブ窓口等委託業務」における「店舗等と直結したフードバンクモデル事業」を、NPO法人と共同で開始した。同社が進める“リレーフードドライブ”の一環で、実施店舗は「笠舞店」(金沢市)。食品のほか、シャンプーやリンス、台所用洗剤なども対象にした。

マックスバリュ東海
伊勢海老で“地産域消”にトライ

 マックスバリュ東海は4月28日から同社のネットショップで、伊勢志摩産直市場の伊勢海老を販売。「じもの」を地元で消費する“地産地消”に力を入れてきた同社が、「じもの」をより多くの地域の消費者に紹介し、“地産域消”につなげていく。「活伊勢海老」のほか、ヒオウギ貝やサザエなどの「海の幸詰合せ」も用意した。

コープこうべ
県立高校と教育で協定締結

 生活協同組合コープこうべは4月27日、兵庫県立伊川谷高等学校と「教育提携に関する協定」を締結。高等教育の活性化と高校生の学習機会の拡充を図るとともに、地域の活性化を推進して地域貢献に寄与することをめざした。「SDGs」や「地域連携」を学ぶカリキュラムで、コープこうべの職員が講師となり、講義・実習を支援していく。

マックスバリュ西日本
移動販売の「おまかせくん」をフジと共同で利用

 マックスバリュ西日本は4月29日から「マルナカ北房店」(岡山県真庭市)を拠点にした移動販売事業「おまかせくん」を開始する。3月のフジとの経営統合に合わせ、フジの「おまかせくん」を共同利用して運行に当たる。同社の移動販売車両は、今回の拠点を含め、計12店舗21台となった。

エブリイ
緑町店内に「ベーカリー カナディアンコーナー」を新設

 エブリイは地域密着をめざし、地元の事業者に売場や厨房を無償で提供する「まちメシ」や「シェアキッチン」に、新たに「ベーカリー カナディアンコーナー」(広島県福山市)が加わった。創業73年のパン専門店で、第1弾として5月9日、緑町店内に新規出店する。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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