【コンビニ売上高】14ヵ月ぶりのプラスに、7月の既存店0.5%増
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の7月の売上高は既存店ベースで前年同月比0.5%増と14ヵ月ぶりにプラスに転じた。一昨年に本格導入されたタスポ(たばこ自販機の成人識別カード)効果の反動減が一段落したほか、梅雨明け以降の全国的な猛暑でアイスクリームや冷やし麺、飲料などがよく売れた。
既存店ベースの客数は2.3%増で2ヵ月連続のプラスとなったが、客単価は1.8%減の558.4円で20ヵ月連続のマイナスだった。
全店ベースでの売上高は7265億円で2.6%増と2ヵ月連続のプラス。店舗数は4万2995店で1.5%増えた。
大手チェーンの既存店売上高はローソンが0.4%増、ファミリーマートは前年並み、ミニストップは0.9%増だった。サークルKサンクスは2.5%減とマイナスが続いた。