【国分】百瀬と合弁会社設立、菓子卸事業を統合

2010/09/07 10:39
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 食品卸最大手の国分は9月3日、中堅菓子卸の百瀬(東京都江東区)と共同出資で新会社を設立し、両社の菓子卸事業を統合すると発表した。帝国データバンクによれば百瀬の売上高は235億円(2009年5月期)、ファミリーマートなどを主な取引先としている。

 

 新会社の名前は百瀬国分で9月中に設立、12月1日から営業を始める予定。百瀬は菓子卸事業を新会社に譲渡、営業開始後には国分も子会社の国分菓子販売および国分東京支社菓子営業部、神奈川支社第一支店(菓子部門)を新会社に統合する。

 

 国分は8月30日に国分菓子販売が菓子卸の馬場(千葉県松戸市)から11月1日付けで菓子卸事業の譲渡を受けることを発表したばかり。その国分菓子販売が新会社に統合されることで、国分の首都圏での菓子事業は一気に規模が拡大する。

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