独自のAIを活用した空調制御サービス「おまかSave-Air」 商業施設の快適性と省エネの両立へ
『おまかSave-Air』の最大の特徴は以下の3点に要約される。
1.ヒートポンプ空調を、定格運転より効率的な「部分負荷領域」で運転する高効率制御
2.ONかOFFではない、「きめ細やかな」デマンドコントロール
3.パートやアルバイトなど、空調や省エネの知識がなくても扱える「直感的操作」画面で、お客さまが所有のスマホやPCなどで「一括制御&効果の見える化」が可能
「通常は、高効率制御により、自動的に快適性と省エネを両立させているが、より快適性を担保したい場合には『弱』、省エネ性を強めるには『強』にするといったモード選択もできます」(山口氏)。
7月1日からサービス提供開始であるが、商業施設やSM、ドラッグストアでテスト導入したケースでは、快適な空調環境を維持しながら、空調にかかる電気代の10~20%程度の削減という効果が得られており、十分にメリットを体感いただけるという。また、この『おまかSave-Air』は、メーカーの異なる複数の空調機が設置されている場合でも対応が可能で、メーカー保証も継続。設置工事も2~3日あれば完了する。
これまでも、 快適性と省エネの両立をねらった空調制御サービスは各社からさまざまなタイプが提供されてきたが、初期投資が不要で、月々の安価なサービスコストだけで利用できるものは数少ない。さらに、専門的な知識のないスタッフ(パート・アルバイト含む)でも、スマートフォン(スマホ)やPC、タブレットから、簡単に省エネ状況の確認やモード選択ができるなど、これまでの課題を徹底して分析し、真に商業施設に適した空調制御サービスのあり方が考え尽くされたものはこれまでに例がない。
「あらゆる業種・業態で、環境対策へのかかわりが社会的に求められている一方で、店長など店舗内での正社員数が少ない今、スタッフのだれもが、スマホ操作を通じて簡単に省エネ活動に参加できるのも大きいです」と、同社ソリューション本部の林氏は、『おまかSave-Air』運用の社会的な意義にも言及する。
『おまかSave-Air』の活躍が最も期待できる規模感は、室外機8台以上を運用する、店舗面積がおおむね3000㎡以上の施設だ。「1階がSM、2階に物販店が入っているような、多層階の物件ほど効果を実感しやすいです」(ソリューション本部の浅田氏)という。
また、よりコンパクトな店舗や商業施設にも対応できるミニタイプも開発中で、加えて本サービスは空調負荷の少ない春や秋も含めたオールシーズンの電気代削減につながるため、『おまかSave-Air』活躍の場は、今後さらに広がることは間違いない。
現在、関西電力のホームページでは、『おまかSave-Air』の導入効果を簡単に試算することができる「10秒シミュレーション」を提供している。さらに、7月27日(火)に開催予定の無料セミナーの参加特典としてお申し込みいただける無料トライアル「お試しキャンペーン」を利用すれば、『おまかSave-Air』の効果をライバル企業に先立ちいち早く体感することも可能だ。
気象庁の季節予報によると、2021年の夏は、全国的に平年以上の暑さが見込まれる。新型コロナ感染拡大により、例年以上に換気対策に注意する必要がある。今年の夏は、多くの商業施設において、快適性の維持と省エネ効果の両立が急務の課題となりそうだ。
イベント情報 違い実感! 省エネと快適性を両立 AI自動チューニング機能を搭載した空調制御サービス 「おまかSave-Air」 のご紹介 ・第1回:2021年7月27日(火)10:00~11:00 ・第2回:2021年7月30日(金)10:00~11:00 ・Web(Zoom)開催 / 各回定員300名(無料) |
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