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コンビニ冷凍総菜の最新MD 徹底分析「総菜起点」での商品開発の重要性とは

本特集「23年秋冬、青果の販促と売場づくり提案書!「野菜は単価アップ」その方法とは」の総菜と並んで、コンビニエンスストア(CVS)各社が商品開発に注力しているカテゴリーが冷凍食品だ。プライベートブランド(PB)を中心に、最新の食トレンドを反映したり、有名外食チェーンや専門店とコラボしたりして開発された商品は、CVSの重要な集客装置の1つとなっている。大手3社の冷凍食品の最新MD(商品政策)と、食品スーパー(SM)が学ぶべき視点について考察してみたい。

ローソンが挑む「冷凍米飯」の成否

 冷凍食品に関して、インパクトのあるニュースを最近発表したのがローソンだ。今年8月、同社は既存のおにぎりの売れ筋アイテムを“冷凍”し、東京都内と福島県内の一部の店舗で「冷凍おにぎり」として販売実験を開始した。開発の背景にあるのは、販売ボリュームの大きいおにぎりを冷凍物流にのせることで、配送効率の改善やCO2削減、店舗での廃棄ロス低減を図るというものだ。

 販売店舗の1つである「グリーンローソン」(東京都豊島区:ローソンのサステナブルな施策を集約した実験フォーマット)を訪れてみると、実際に冷凍の平台オープンケースで「わかめごはん」(138円:以下税込)、「赤飯おこわ」(149円)、「五目おこわ」(154円)など冷凍おにぎりが販売されていた。

ローソンの「冷凍おにぎり」。解凍後かなり高温になるため、買ってその場で食べるというシーンは描きにくい

 購入後に店内のレンジで規定時間どおり解凍すると、持てないほどの熱さに驚いた。少し時間が経つと通常のおにぎり同様おいしく食べることができたが、購入後のオペレーションには正直課題を感じた。売り方に関してもアイスの陳列カゴに複数アイテムが混在しており少々買いにくい。現時点では物流問題の解決という「売り手の事情」が先行している感も否めないが、とはいえ、ローソンが将来を見据えた大胆なチャレンジであることは間違いない。

 さて、冷凍おにぎりよりも可能性を感じたのは、

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