ビックカメラがMonoxerを導入 店舗販売員の家電製品アドバイザー資格取得率を向上
【取り組み内容】店舗に勤務する330名ほどを対象に約1ヶ月の学習を実施
ーーMonoxerを使った家電製品アドバイザー試験の学習支援の具体的な内容を教えてください。
直近では2025年3月の試験対策として、2月5日にMonoxerで問題配信を行いましたので、学習期間はおおむね1ヶ月程度です。対象者は330人。「AV情報家電」「生活家電」「CSと関連法規」の三科目の問題をおよそ750問用意しました。
ーーMonoxer上でコンテンツにするにあたって、工夫されたことを教えてください。
まず、問題数を増やしたことです。当初は430問ほどだったのですが、以前の受験後アンケートで「問題数を増やしてほしい」という要望がありました。それと、〇×形式の正誤問題を追加したことです。こちらも「本番の試験に合わせて〇×形式の問題も作ってほしい」という学習者の声に応えた結果です。

ーートライアルを含めると3回の試験対策にMonoxerを活用いただいていますが、数値で示される効果としては、どのような結果が得られましたか?
2024年9月の試験対策の時の話にはなりますが、Monoxerを利用した方と利用しなかった方を比較すると、利用者側の合格率が10%も高いという結果が出ました。
学習時間は1回あたり20問、4分程度で終わるようにしています。Monoxer上では大体5時間から6時間ぐらいの総学習時間を目安とし、説明会では「期間内で80回を目標にしてください」と伝えていたのですが、平均学習回数は100回前後にまで伸び、学習時間・利用率の向上を実感できました。
【記憶の有効性】記憶データを活用し、メーカーと連携して効果的に商品知識を定着させる兆しが現れる
ーー今後はMonoxerを使って販売員の商品知識定着にも活かしていきたいとのことですが、講義型研修やeラーニングといった他の学習方法との効果の差はあると感じますか?
私は以前、お取引先様にご協力いただき、販売員向けの商品勉強会を企画していたのですが、一番の悩みのタネは、知識が身に付いたのかどうかがわからない点と参加人数が限られてしまう点でした。しかし、Monoxerなら記憶度を可視化できますし、より多くの販売員に学習して貰うことができます。
また、学習・研修コンテンツを作る際には、MonoxerはCSVで問題と選択肢を作成して取り込むだけなので、動画やパワポなどと比べて負担が少なく済みます。商品のモデルチェンジのサイクルはとても速いので、商品知識の学習コンテンツは工数が少なく、速やかに作成できることが重要ですので、その点でもMonoxerは非常に有効なのではないかと感じています。
インタビューでは、こちらでご紹介している内容に加えて、運用の工夫や現場との連携方法、今後の展望についてもお話を伺いました。
より詳しい内容をご覧になりたい方は、ぜひ以下のインタビュー記事をご覧ください。
Monoxerは、あらゆる知識を着実かつ最小限の負荷で身につけることができる“記憶のプラットフォーム”です。問題を解くことを通じて、商品知識や専門知識、業務マニュアルなど、業務上必要な知識やスキルを習得する「定着活動」を支援します。
Monoxerについて詳細を知りたい方は、ぜひ以下のページをご覧ください。





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