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進化する小売業・消費財メーカー データドリブン経営2023　データ活用・分析強化で競争力向上へ

2023年3月10日（金）まで視聴登録受付（オンライン配信）

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小売業、流通業、消費財メーカーの役員、経営企画部門、マーケティング部門、商品開発部門、店舗戦略部門、デジタル部門、営業企画部門の管理職の方々

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【主催者挨拶】

株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
流通マーケティング局　部長
デジタルマーケティング戦略室　室長
小平田 康寛

【基調講演】

店舗のICT活用研究所　代表
小売DX合同会社　代表社員
郡司 昇 氏

厳しい競争環境の中で、小売業が成長を持続していくためには、顧客体験の革新による差別化戦略が求められています。顧客体験を革新し、LTV（Lifetime Value：顧客生涯価値）を高めていくためには、顧客の購買データや購買行動データの収集・分析に基づいたパーソナライズによる顧客体験のシームレスな提供が欠かせません。顧客接点がオフラインからオンラインへと広がる中で、小売業が自社で収集・保有する顧客データは、会員データ、サイトやアプリの閲覧履歴、店舗やECの購買データなど、多岐にわたります。
今後は、顧客の購買行動のチャネルシフトに合わせ、あらゆる顧客接点を連携させたデータの活用が、競争優位性を築くカギとなります。従来の小売業にはない発想で次々と実店舗新業態に挑戦するアマゾン(Amazon.com)を初めとしたアメリカ先進小売企業の取り組み事例の考察から、データドリブン小売業が目指す、新たなリテールモデルの創造についてお話しします。

＜郡司 昇 氏 プロフィール＞
1999年株式会社ランド設立、代表取締役社長。セイジョー（現ココカラファイン）とFC契約。2007年セイジョー入社。2010年ココカラファイン転籍。2011年3月宮城県東松島市に薬剤師としてJMAT被災地域医療支援。2013年株式会社ココカラファインOEC代表取締役社長。2016年株式会社ココカラファイン統合マーケティング部長兼任。中期経営戦略で顧客体験としてのオムニチャネル戦略立案・実行。2018年4月　店舗のICT活用研究所　代表　薬剤師（現任）

【講演①】

海外の最新消費者動向とデータ活用

株式会社セールスフォース・ジャパン
Tableau事業統括本部
エンタープライズ営業第一本部 執行役員 本部長
高梨 成明 氏

Tableau事業統括本部
ソリューション・エンジニアリング本部
第一ソリューション部 ソリューションエンジニア
石川 真太郎 氏

パンデミックや、国際情勢、為替変動などにより大きな変化を余儀なくされています。海外の消費者の動向などをご紹介しながら、データー活用の有用性についてご紹介させていただきます。後半では、サプライチェーンでのデータ活用についてデモをご紹介させていただきます。

＜石川 真太郎 氏 プロフィール＞
2014年、国内SIerに入社。システムエンジニアとしてクラウド製品の開発を担当。2016年、外資系総合コンサルティング会社に入社。アナリティクスコンサルタントとして機械学習を用いた予測モデルのPoC・導入や、AIプラットフォーム開発、DWHをはじめとする分析基盤の設計などのプロジェクトを複数担当。2021年、Salesforceに入社。現在はTableau製品のソリューションエンジニアとしてエンタープライズ領域の消費財、製薬業界を担当。

【講演②】

”現場”ドリブンなTableau活用推進
ビジネス成果創出に向けたCoE組織の役割

サントリーホールディングス株式会社
デジタル本部データ戦略部
吉川 和宏 氏

サントリーでは2020年よりTableau推進のCoE組織となる”データ活用推進事務局”を立ち上げ、サントリー各部署におけるデータ活用/Tableau活用の伴走支援・人材育成等を行ってきました。社内でのデータ活用/Tableau活用を推進する上では、IT部門によるダッシュボード開発だけでなく、生産・営業・企画等の事業現場社員自身が自業務の中で取り組むことで、素早いビジネス成果創出に繋がっています。本講演では、事務局としての取り組みや、各部署に伴走してきた中で得られてきた、現場での成果創出に向けたポイント、CoE組織としての役割についてお話しいたします。

＜吉川 和宏 氏 プロフィール＞
2018年サントリーホールディングス（株）に新卒で入社。サントリーシステムテクノロジー（株）デジタルマーケティング部を経て、2020年4月より同ビジネスプロセス改革1部にて、酒類事業BPR推進と全社データ利活用支援に従事。Tableau推進のCoE組織となる”データ活用推進事務局”を立ち上げ、ビジネス現場でのデータ活用の伴走支援を多数の部署で実施。2022年3月より、サントリーホールディングス（株）デジタル本部データ戦略部に立ち上げと共に参画し、全社データ戦略の立案・実行、データ人財育成を担当している。

【講演③】

顧客理解の深化でLTV向上を目指す 
Tableauを活用したパルコのデータドリブンへの挑戦

株式会社パルコ
デジタル推進部
髙橋 暁 氏

パルコは2019年のポイントサービスの開始を機に、顧客データの分析や可視化などデータ活用に積極的に取り組んできました。CRM戦略として、長きに渡りパルコグループのサービスを楽しんで利用いただけるお客様を増やしLTV向上に繋げるため、顧客の状態や行動を理解する効果的な分析・可視化ツールとしてTableauを活用しています。分析により顧客理解を深化させCRM戦略を一層推進させるために、またデータの共有と活用によりデータ起点で価値あるビジネスの意思決定に役立てるために、取り組んできた事例と得られた気づきについてご紹介します。顧客データ分析や社内でのデータ共有や活用の一助になれば幸いです。

＜髙橋 暁 氏 プロフィール＞
マーケティングリサーチ会社に新卒入社後、総合アパレルのTSIホールディングスを経て2019年パルコ入社。パルコではデジタル推進部にて、主にCRM観点での自社顧客データ分析業務に従事。現在はTableauダッシュボード構築やアプリ/メールを使った顧客コミュニケーションのためのデータ活用環境の整備など、データ分析・活用チームの運営も担当。各部門でのTableau活用を推進、支援する役割も担う。