進化する流通業のデータ分析経営 最前線
2022/05/25 13:00
流通業界では、激しさを増す競争環境や新型コロナの影響による顧客の購買行動の変化、デジタル化による顧客接点の多様化などの事業環境の変化の中で、デジタル変革を加速しています。デジタル変革による「顧客体験の進化」を戦略目標に掲げている企業が多く見受けられますが、その実現のためには店舗やWEBサイト、アプリの体験価値向上に向けた取り組みとデータの分析・活用が欠かせません。
社会変化のスピードが速まり、顧客の価値観の多様化が進む中で顧客理解を深めて、顧客に最適な体験を提供する取り組みとして、POSデータやID-POSデータ等の自社データ分析に加えて、外部データとの連携・活用によるデータ分析が注目を集めています。
特に新たな商品カテゴリーの市場動向やトレンド、新規顧客の動向をいち早く把握して、顧客アプローチを最適化するためには、市場調査データや位置情報、検索データといった外部のビッグデータと自社データを活用した分析が効果を発揮します。
今回のカンファレンスでは、自社データと外部データを分析することで得られた顧客インサイトから、最適な売場づくり・品揃えや販売促進を実現する流通業のデータ分析・活用事例と流通業界向けのビッグデータ活用の最新ソリューションをご紹介いたします。
開催概要
開催日時 |
2022年6月29日(水)14:00~16:10(オンライン開催)
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会場・形式 |
オンラインセミナー
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参加料 |
無料(事前登録制)
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参加対象 |
小売業、流通業、消費財メーカーの役員、経営企画部門、マーケティング部門、デジタル部門、営業企画部門の管理職の方々
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定員 |
先着300名様
※協賛社の競合企業からのお申込みはお断りさせていただきます
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お申し込み方法
下記フォームよりお申込みください。
受付は終了しました
プログラム
※講演内容やスケジュールは予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください
14:00〜14:05
(約5分)
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【主催者挨拶】
株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
流通マーケティング局 部長
デジタルマーケティング戦略室 室長
小平田 康寛
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14:05〜14:45
(約40分)
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【講演①】
「データ連携」が小売業界にもたらす新しい価値と、それによって進化するリテールメディアの今後
D&Sソリューションズ株式会社
取締役 共同CEO
望月 洋志 氏
ここ数年で急速にリテールDXが盛りあがってきています。ただし、取組が進んでいる企業とそうではない企業の差は大きく、しかもその差はますます広がるばかりです。DXの取組において特にハードルとなるのが「データの連携」です。一方で、私たちが推進している「情報卸」の取組では、サービス開始から約1年で10社を超える小売企業様にご導入頂き、ID-POS等のデータを含む様々なデータ連携を実現しています。そのなかでデータの連携によってもたらされる価値がどのようなものなのか、高い解像度で理解が進んできています。ここでは成功企業の事例を紐解きながら、「データ連携」によって小売業界にどういう進化がもたらされるのか、それによって進化するリテールメディアの今後について、私たちが挑戦をしている実験的な取組を含むいくつかの事例とともに、今後の小売業界の進化の可能性をご紹介します。
<望月 洋志 氏 プロフィール>
セブンネットショッピングで小売企業の店舗在庫モデルのネットスーパーや倉庫在庫モデルのネット通販のマーケティング・立ち上げ支援の後、博報堂プロダクツに入社。社内ベンチャーを立ち上げ、SM向けのスマホアプリソリューション「Katta!」の開発・提供を行い、現在は食品卸の日本アクセスでマーケティング及びIT子会社のD&Sソリューションズで「情報卸」というリテールDXの新規事業を推進。
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14:45〜15:25
(約40分)
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【講演②】
顧客起点のバリューチェーン推進に向けたデータ分析とは
〜ヤフーの行動ビッグデータを活用した顧客理解〜
ヤフー株式会社
データソリューション事業本部
クライアントソリューション部
フィールドセールス リーダー
新庄 匠 氏
食品・消費財業界でこれまで商品企画や仕入れ等に活かすサーベイや1st Party Dataを活用した分析を行ってきている企業は多いと思います。
ただ不確実性の高かったこの数年では通常の施策では顧客の潜在的な意識、本音を把握するのは難しくなりました。
ヤフーでは年間約8000万人が利用する「Yahoo! JAPAN」の行動ビッグデータを活用・分析を進めることで生活者の本音や顧客像の把握を進めています。
本セッションではヤフーの行動ビッグデータを活用し、食品・消費財バリューチェーンの中でも顧客理解に関わる「商品企画」・「仕入」・「販売」フェーズで必要な分析「ペルソナ分析」「商品トレンドマップ」についてご紹介いたします。
<新庄 匠 氏 プロフィール>
2014年ヤフー株式会社に新卒で入社。広告営業を経てプログラマティック広告本部にてプロダクトマネジメントに従事。データソリューション事業本部に異動後、ヤフーのビッグデータを活用した分析ソリューションを様々な業界の企業に対して提供。特に製薬/通信/広告業界に精通する。現在はクライアント向き合いのセールスチームをマネージャーとして率いる傍ら、ヤフーのビッグデータに関するセミナーに多数登壇し、DXを推進中。
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15:25〜15:30
(約5分)
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休憩
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15:30〜16:10
(約40分)
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【講演③】
顧客とのデジタル接点を強化したマーケティング推進
~顧客データ活用の高度化によるファンマーケティングと競争力強化~
株式会社東急ストア
デジタルマーケティング部 店舗戦略担当部長
西野 浩氏
東京都・神奈川県を中心に食品スーパーマーケットを展開する東急ストアでは、店舗DXを推進し、競争環境の変化やコロナ禍における消費者の購買行動の変化に対応しています。
東急ポイント・外部ポイントプログラムを消費者との接点の中心とし、東急ストアLINE公式アカウント等のアセットを活用してデジタル接点を強化することで、自社データをより深みのあるものにしています。さらに、外部のパネルデータや位置情報、グループ・協業先とのデータ連携・分析にも着手し、消費者のニーズに応じた来店促進策や購買体験の提供、店舗ごとの売場・品揃えの最適化に向けて取り組んでいます。
先行き不透明な環境下においても、デジタル接点の強化とそれに基づくマーケティングを推進することで、お客さまに、当社を持続的にご利用いただける「ファン」になっていただくことを目指しています。
これまでの自社データと外部データを組み合わせたデータ分析の取り組みと今後のデータ活用、マーケティング活動についてお話しいたします。
<西野 浩 氏 プロフィール>
1999年株式会社東急ストアに入社。
6年間の店舗業務の後、教育部門、レジ・顧客サービス部門、経営企画部門、販促企画部門などを経て、現デジタルマーケティング部に所属。持続的にお客様の支持を得られる店舗づくりを目指し、マーケティングに基づく店舗DXを推進中。
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