ホームデポとカインズから学ぶ CX・EX向上による小売業成長戦略

2023年11月15日（水）14：00～15：35（受付開始13:45～）
※視聴登録は2023年11月15日（木）12時に締め切ります

オンラインセミナー

無料（事前登録制）

小売業、流通業、消費財メーカーの役員、経営企画部門、マーケティング部門、デジタル部門、営業企画部門の管理職の方々

200人　
※お申込み多数の場合は、抽選とさせていただきます
※協賛社の競合企業からのお申込みはお断りさせていただきます

【講演①】

取材活動から見たリテールDX最新トレンド

株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
編集局 『ダイヤモンド・ホームセンター』編集長
高浦 佑介

国内流通業は「DXが遅れている」と言われ続けてきました。しかし、SaaSの登場以降、企業規模の大小を問わずデジタルを活用した業務効率化やマーケティング、顧客体験の改善などに取り組む企業が出てきました。またリテールメディアを始め、デジタルを活用して物販以外の収益を稼ぐ企業も見られます。
本講演ではDXで成功を収めている企業の先進事例を取り上げ、DXが「成功する企業」と「失敗する企業」の特徴、リテールDXの最新トレンドについて分析します。

＜高浦 佑介 氏　プロフィール＞
2010年東京大学文学部卒業、12年同大学院修士課程（社会心理学）修了。14年ダイヤモンド・リテイルメディア入社。『ダイヤモンド・チェーンストア』誌の編集・記者を経て、19年4月より現職。

【講演②】

ホームデポ元役員が語る常識破りの経営戦略
日本の小売業にも共通する成長のカギとは

ホームデポ元役員
ジム・イングリス 氏

世界最大のホームセンター（HC）企業であるアメリカのホームデポはオムニチャネル戦略を加速させ、CXとEXをともに改善し、いまも成長を続けています。私はホームデポ時代の取り組みを著書『史上最強のホームセンター 常識破りのホームデポ経営戦略』にまとめました。本セミナーでは、ホームデポ成長の理由とともに、日本の小売業にも共通する成長戦略についてお話しします。

＜ジム・イングリス 氏　プロフィール＞
ホームセンター業界で50年の経験を持つ、世界的に有名な専門家。ホームデポで13年間、西海岸マーチャンダイジング担当副社長、マーチャンダイジング担当上級副社長、戦略開発担当上級副社長などの要職を歴任。その後、ホルンバッハ、バニングス、コメリといった世界中のホームセンター企業のコンサルティングを務める。

休憩

本セミナーの協賛企業 株式会社セールスフォース・ジャパンによる株式会社カインズ様の導入事例の動画を配信します

【講演③】

カインズの成長戦略
DXからCX（顧客体験価値） EX（従業員体験価値）へ

株式会社カインズ
代表取締役社長CEO
高家 正行 氏

カインズはホームセンターを全国都道府県下に230店舗以上を展開するとともにEC事業の強化に乗り出しています。リアル店舗に加えて、オンラインへと拡がる購買チャネルの多様化に対応したEC事業の拡大、オムニチャネル戦略の強化を進めています。
2018年に「IT小売業宣言」を打ち出して以降、カインズはDXを推進。開発からマーケティングまでを行う200名以上のデジタル組織を内製化したことでスピーディな開発体制を構築しています。リアル店舗展開では2023年6月29日に「カインズ ハンズ新宿店」をオープン。950㎡とコンパクトな店内をフルに活用してカインズが厳選したオリジナル商品をラインアップし、お客様ひとりひとりが自分らしくくらしをアレンジすることでいつもの毎日を楽しくする、ちょっとした創意工夫を「くらしDIY」として提案しています。
2023年7月には従来のEC展開に加えて、アマゾンマーケットプレイスにてカインズオリジナル商品の販売を開始するなど、顧客接点の拡大し、CX向上に努めています。本セミナーではDX推進による成長についてお話しいたします。

＜高家 正行 氏　プロフィール＞
1963年、東京都生まれ。1985年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社三井銀行(現:株式会社三井住友銀行)に入行。1999年にA.T.カーニー株式会社に入社。2004年に株式会社ミスミ(現:株式会社ミスミグループ本社)に入社し、2008年に同社代表取締役社長に就任、2013年まで務める。2016年に株式会社カインズの取締役に就任。取締役副社長を経て、2019年から現職。2022年3月から株式会社東急ハンズ（現：株式会社ハンズ）代表取締役会長も兼務している。