名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が2日発表した2024年11月の売上高(速報)は、合計で前年同月比10.6%増の420億7800万円だった。下旬以降に気温が低下し、コートなどの冬物衣類の売れ行きが伸びた。
ジェイアール名古屋高島屋は14.6%増の190億2500万円、松坂屋名古屋店は6.8%増の115億5300万円、名古屋三越(2店)は7.6%増の79億6300万円、名鉄百貨店の本店は9.9%増の35億3700万円だった。
ジェイアール名古屋高島屋は、高島屋が撤退した岐阜駅の近くに設けたお歳暮の受注会場が盛況。名古屋三越は、気温の低下で寝具が70%増となった。