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明治、チーズとミルクの賞味期限を延長、食品ロス削減への取り組み強化

明治のロゴマーク
〔写真説明〕明治のロゴマーク(時事通信社)

 明治(東京都)は8月28日、8月生産分からチーズ7品の賞味期限を20~40日延長するとともに、乳児用液体ミルク1品の賞味期限を3カ月延長すると発表した。また、7月生産分から順次、栄養食品2品の賞味期限を6カ月延長する。

 近年、食品ロス削減が社会的な課題として注目される中、明治は社会貢献の一環として、官能評価や科学的分析に基づいた賞味期限の延長や、賞味期限表示の「年月日」から「年月」への変更などの取り組みを進めてきた。

 農林水産省が食品ロス削減を推進し、食品事業者に対して賞味期限の延長を呼びかける中、明治は保存性の再検証を実施し、一部商品の賞味期限を延長できることが確認されたため、賞味期限の延長を決定した。

 同社は今後も商品の品質見直しを進め、食品ロス削減に貢献していく方針である。