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フジ、カートインレジを初導入、広島の新店舗で

 フジ(松山市)は12月22日に広島県海田町でオープンする食品スーパー「フジ海田店」で同社としては初めてカートインレジを導入する。

 ショッピングカートに買い物カゴを載せたまま会計ができるレジで、買い物カゴを積み卸しする必要がないことから高齢者などにとって負担が軽くなる。商品を袋詰めするサッカー台もショッピングカートのまま利用できるものを導入した。

 同店の売り場面積は2869平方メートル。店内には購入した商品をその場で食べられるイートインコーナーを設置、店外には人工芝と遊具を設置した「ちびっこ広場」を設けるなど高齢者や子供連れがゆっくり買い物できる環境づくりに配慮した。

 投資額は約8億円で、初年度は13億円の年商を見込む。ツルハホールディングスとフジが共同所有するレデイ薬局(松山市)が運営するドラッグストア「くすりのレデイ」を併設する。