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一次商圏3000人でも採算とる!ヨークベニマル友部スクエア店の売場づくりを徹底解説!

ヨークベニマル友部スクエア店

ヨークベニマル友部スクエア店

見どころ
▶薄い商圏でも採算を取る、緻密な販売政策とオペレーション
▶桑野店からスタートした「オーガニック」コーナーの導入
▶地場野菜コーナー内で初展開する「オーガニック野菜」売場

 ヨークベニマル(福島県/真船幸夫社長)は2023年4月28日、茨城県笠間市に「ヨークベニマル友部スクエア店(以下、友部スクエア店)」をオープンした。

 茨城県内46店舗目の出店で、笠間市内への出店は11年開業の友部東平店に次ぐ2店舗目。競合店は、車で5分圏に、地場小売の「ディスカウントスーパー ヒーロー笠間店」のほか、「フードスクエアカスミ友部旭町店」「スーパーセンタートライアル笠間店」がひしめく激戦区だ。

 そうした中、売場面積2320㎡の友部スクエア店は、21年に一時閉鎖し新たに建て替えた近隣型ショッピングセンター(NSC)「伊勢甚友部スクエア」の核店舗として出店した。NSCにはこのほか「カワチ薬品」「ダイソー」などが入店する。

 友部スクエア店の初年度年商目標は12億円と規模は小さめだが、それは商圏人口が3㎞圏内で約1万7000人と少ないため。笠間市自体の人口は約7万2000人で、できるだけ広域から集客することで年商目標のクリアをめざす。

 さて、店内は主通路沿いを青果、鮮魚、精肉、日配、総菜とベーカリーの順に配置するオーソドックスなレイアウトである。

 青果売場では、

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