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売れる理由を証明した「国産鶏肉 桜姫®」、おいしさ求める消費者向け販促企画で拡販を支援!

「桜姫」には、売れる理由がある。そのおいしさからリピート購入を希望する消費者が多いことが挙げられる。景気の悪化が続くなかにおいても、品質や味わいを求めていると考えられる。ニッポンハムでは、科学的なおいしさ分析や消費者アンケートを実施して集めたデータを元に、昨年に引き続き、今年も多彩な販促企画を実施。全国の販売店での「桜姫」拡販を支援していく。

「桜姫」が売れる理由をおいしさの見える化で証明

フレスコキクチ 名取増田店での陳列の様子

 「桜姫」は注目のブランド鶏肉として、好調な販売を続けている。ネーミングどおりの美しい桜色の色合いとともに、その味わいの高さで選ばれている。

 消費者に選ばれているおいしさであるが、これは味覚による曖昧さがある。個人差があるため、おいしさのアピールは感覚的なものと思われており、ブランドごとの差別化においては決定的な特長になりにくい面がある。

 ニッポンハムでは、「桜姫」のおいしさに自信を持っていることから、その裏づけとなる科学的な証明を行った。

 うま味成分の一種であるグルタミン酸の含有量を科学的に分析できる機器を使用して測定した。一般的な若鶏のむね肉と桜姫むね肉を比較したところ、グルタミン酸の含有量は約1. 7倍という結果だった(日本ハム㈱中央研究所調べ)。おいしさについて、人間の味覚だけでなく、科学的な裏づけを「見える化」したのが「桜姫」である。

 さらに、「桜姫」を2回以上購入した消費者を対象としたアンケートも実施。その結果、購入理由として「おいしい」や「品質が良い」が上位を占めた。加えて、今後も購入したいかという質問に対しても、全ての消費者が継続購入を希望するという結果だった。

 物価高が続くなかでも、価格訴求ではなく、おいしさを求めて購入するケースがあり、その1つとして選ばれているのが桜姫。売れるブランドとして認知が広がっている。

アンケートの仕組み:お客様のレシート登録を元に、桜姫を2回以上購入した方を対象にアンケート配信

消費者の声

「桜姫」ブランドの加工品「からあげ」もリニューアル

日本ハム㈱食肉事業本部 国内食肉事業部 国内フレッシュチキン部 部長の田中雄一郎氏(右)、国内フレッシュチキン課 課長の渡邉真氏(左)、国内フレッシュチキン課の熊木直裕氏(中)

 今回、消費者の声を反映してパッケージのリニューアルを行った「桜姫」ブランドのからあげ。おいしさが伝わるように、からあげのシズル感を打ち出している。さらに簡便性を訴求するために、裏面表示だった「電子レンジOK」を表面に持ってきてアピールしている。「国産むね肉」を使用していることやニッポンハムグループが原料の鶏肉を手がけていることを追記することで、安心して選べる品質であることも伝えるパッケージに変更されている。

 また、精肉売場のチルド帯として販売できるようにリパック販売にも対応していく。

 素材としての鶏肉だけでなく、加工商品への展開は、「桜姫」のおいしさと品質のよさが相乗効果によって、認知が波及していく戦略として取り組んでいる。まさに、ニッポンハムグループが一体となることで、販売店とともに商品を育てていくことを担っている商品展開であるといえる。

おいしさが伝わるようにからあげのシズル感を打ち出し、簡便性を訴求するために「電子レンジOK」を表面に持ってきてアピール

環境配慮のサステナブルな取り組みで顧客の獲得

 ニッポンハムグループは、生産と商品を見直し、全社をあげてサステナブルな取り組みを行っている。具体的には、鶏糞の堆肥化やエネルギー利用などの資源の循環である。

 「桜姫」においては、産地パックのバイオマスフィルムのバイオマス素材使用量をアップしている。温室効果ガス排出をより低減できるように、10%から20%へと引き上げたフィルムを採用。環境配慮に寄与する商品化を積極的に推進している。

産地パックのバイオマスフィルムのバイオマス素材使用量をアップ
店頭での販促をバックアップ!!
・店頭用のシズル動画を用意
・桜姫ちゃん着ぐるみ

このように、消費者に選ばれるために、あらゆる面でバージョンアップすることで顧客の獲得をめざしている「桜姫」。

 さらに、今年も積極的に販売促進プロモーションを展開していく。さまざまな販促物の提供はもちろん、昨年から引き続きカズレーザーさんを起用したプロモーションを展開。売場活性化と販促企画の両面で販売店をバックアップしていく考えである。

2024年も積極的にプロモーションを展開!

〈2024年春のクローズドキャンペーン ポスターPOP〉

国産鶏肉「桜姫」ディスプレイコンテスト

グランプリ(賞金20万円)

ダイイチ 平岸店様(北海道札幌市)

評価ポイント

 桜姫の各部位をラインアップし、その桜色の美しい肉色と桜の花びら柄のレールPOPによって売場を演出し、視認効果をアップしています。さらに、「ビタミンEを多く含んだ鶏肉」「臭みの少ない鶏肉」と商品特徴を訴求するPOPを採用。イメージとアピール効果で多くの来店客を引きつける売場になっています。

コメント

丸岡様(左)、阿部様(右)

 この度はこのような賞をいただき、誠にありがとうございます。今回の受賞は、全従業員の協力なくしてはあり得なかったと考えています。今後も、従業員とともに、さらなる進化ができるように、創意工夫を凝らした訴求などレベルを一段階アップし、お客さまに喜ばれる売場づくりを行っていきます。

イオン さっぽろ発寒店様(北海道札幌市)

評価ポイント

 桜姫の特徴である「国産鶏肉」をはじめ、データに裏づけされたおいしさの訴求、環境配慮商品としてのバイオマスフィルムを採用した「産地パック」とあらゆる面からPOPでアピールしています。さらに、アレンジレシピの紹介とともに、食べ方提案となるポン酢との関連販売も実施。来店客の購買意欲を高める工夫がある売場です。

コメント

畜産担当者上田様・山崎様

 桜姫販売の取り組みに高い評価をいただき、大変光栄に思います。今後も「価格訴求」ではなく、「商品の価値」としての商品力の提案に力を入れていきます。多くの方に桜姫をもっと知っていただけるような売場づくりを継続することで、桜姫の認知度アップとファンづくりを継続していく考えです。

フレスコキクチ 名取増田店様(宮城県名取市)

評価ポイント

 冷蔵平台ケースでの展開でも売場が目立つ工夫があります。什器を使った陳列で高さを出すことで視認効果をアップ。陳列に変化も生まれることで、注目度もアップします。さらに、提供POPとともに、黒板アートボード風のオリジナルPOPも効果的。から揚げ粉やポン酢との関連販売で販促効果を高める展開もポイントになっています。

コメント

主任 飯部幸雄様

 グランプリ受賞は、大変光栄です。常にワクワクできる売場づくりを日々心がけています。今回をきっかけに、お客さまから桜姫についてのお問い合わせが増加しています。コンテスト参加で、認知していただく売場づくりは重要だとあらためて気づかされました。今後も継続してアピールしていきます。

たいらや 芳賀店様(栃木県芳賀郡)

評価ポイント

 レールPOPと仕切り板によって、桜姫の売場をコーナー化。特徴である桜色が引き立つ黒いカラーリングを採用したことで、より注目度が高められていることもポイントになっています。また、上部と下段にボードPOPを設置したことで、視認効果がアップ。小スペースでも、訴求力のある売場がつくれるという見本の1つです。

コメント

チーフ 岸様

 この度は、このような賞をいただき、誠にありがとうございます。日々の売場づくりでは、お客さまにとって「分かりやすく、買いやすい」を心がけています。今回、桜姫のコーナーをつくったことで、鶏肉売場全体が以前より良くなったと思います。今後も桜姫を積極的に販売していきたいです。

食品館あおば 常盤台店様(神奈川県横浜市)

食品館あおば 常盤台店様(神奈川県横浜市)

評価ポイント

 左右にのぼりをたてることで、売場の視認率をアップしています。ケースの中に多彩な部位を陳列し、来店客が好みで選べるラインアップになっていることがポイントです。また、から揚げ粉をはじめとした商品を各種陳列して関連販売を行うことで、メニュー提案になっています。アイデアによって、購買意欲を高めている売場です。

コメント

取締役加藤様(左)、チーフ東様(右)

 今回の受賞は、とても光栄です。1年半前にオープンした当初から主力商品として桜姫を販売。今回、お客さまの声をもとに、アイテムを増やし、平台1台に桜姫を埋め尽くし、販促物も多彩に採用してアピールを強化しました。今後も桜姫の販売に注力していきます。

KOマート 大井川店様(静岡県焼津市)

評価ポイント

 トップボードと腰幕を採用して、離れたところからでも桜姫売場であることがわかるような売場づくりが行われています。さらに、POPで桜姫の特徴やおいしさが、しっかりとアピールされています。また、多彩な部位を一堂に集めたことで、来店客の好みに対応でき、さらに、いろいろなメニューに対応できる桜姫を訴求しています。

コメント

林様

 この度は名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。今回のコンテストでは、販促物を含めた丁寧な売場づくりにこだわり、鶏肉のおいしさや栄養価をわかりやすく伝えることを心がけました。その結果、鶏肉の売上も伸びました。今後も、お客さまに桜姫の魅力を伝えていきたいと思います。

マックスバリュ グランド千種若宮大通店様(愛知県名古屋市)

評価ポイント

 同社の企画である「ちゃんとごはん」と連動し、桜姫を使用したメニュー提案を実施。売場への誘導をすることで、来店者の注目度が大幅にアップ。メニュー提案を強化した売場は、POPなどを多用することで、さらにアピール力が高まり、購買へと結びつけています。また、試食の相乗効果もあり、注目の売場になっています。

コメント

中川チーフ様

 2年連続で受賞できたことは、昨年からの取り組みの成果だと思います。弊社独自の企画である「ちゃんとごはん」を桜姫と連動し、季節ごとの提案を継続的に実施してきました。今回の受賞はその効果もあり、桜姫の認知と購入につなげられたと考えています。今後もさまざま取り組みを行っていきます。

スーパーサンエー 大美野店様(大阪府堺市)

評価ポイント

 トップボードや腰幕、仕切り板を使用して、桜色の桜姫コーナーをつくることで、目立つ売場になっています。さらに、桜姫のおいしさ訴求や鍋のレシピをPOPで訴求することで、購買意欲を高めています。また、正肉とともに、さまざまな部位をラインアップしていることで、鶏料理メニューを広げるヒントにもなっています。

コメント

生肉MD 打田豪様

 この度はこのような賞をいただき、誠にありがとうございます。桜姫は、売り続けて10年以上経ちます。販売店としては、正肉からさまざまな部位まで揃うので、売りやすく、お客さまからは、安心・安全、おいしい鶏肉として喜んでいただいております。今後も自信を持ってお客さまに提案していきます。

天満屋ストア ハピーズ国府市場店様(岡山県岡山市)

評価ポイント

 「名前があるのは、ワケがある。」や「エコ包装で地球にやさしく ノントレー商品」など、桜姫の特徴や環境配慮商品があるということをしっかりと伝えている売場です。さらに、さまざまな部位を揃えるとともに、メニュー提案にもなる鍋つゆの素や調味ソース類との関連販売も実施しています。訴求力と提案力を備えた売場です。

コメント

チーフ竹内様

 多くの参加店の中から選ばれ、とても驚きました。売場は、お客さまにとって「分かりやすく!買いやすく!」を心がけています。また、桜姫の「産地パック」は、ノントレーでの販売が可能です。ごみ削減の取り組みとしてお客さまにも好評です。今後も、提案の価値がある商品として販売していきます。

フーズマーケットホック 黒田店様(島根県松江市)

評価ポイント

 多彩に商品をラインアップした、ボリューム感のある売場です。トップボードや腰幕、レールPOPなどを使用して、桜姫ブランドを強力にアピールしたことで、来店客が思わず立ち止まってしまうような売場構成になっています。また、部位ごとにわかりやすく陳列されており、商品が手に取りやすくなっていることもポイントです。

コメント

精肉部チーフ平原様

 ワンランク上の鶏肉のおいしさを手軽に伝えられるのが、桜姫ブランドです。『見て楽しい、食べておいしい』とお客さまに感じてもらうため、地域一番の売場づくりをめざした結果、受賞となり、大変うれしく思います。今後も、さらに桜姫ブランドを訴求できる売場づくりに取り組んでいきます。

審査風景・審査委員

 日頃よりニッポンハム商品に格別のおうlき立てを賜り、厚く御礼申し上げます。この度は、弊社の「国産鶏肉桜姫Rディスプレイコンテスト」にご参加をいただき、誡にありがとうございます。厳正な審査の結果、各賞が決定いたしましたので、ここに発表いたします。今後とも、弊社商品に、より一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

日本ハム株式会社

取締役 常務執行役員 食肉事業本部長 前田 文男
執行役員 食肉事業本部 食肉営業統括事業部長 細谷 信博
執行役員 食肉事業本部 国内食肉第二事業部長 井門 豊武
食掬事業本部 国内食肉第二事業部 国内フレッシュチキン部 部長 田中 雄一郎

食肉事業本部 国内食肉第―事業部 国内フレッシュチキン部 課長 渡邉 真 
食肉事業本部 食肉マーケティング推進室 室長代行 柏木 剛

株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

シニアコンサルタント 味方 和也