ファーストリテイリング傘下のユニクロは10月4日、インドに進出した。首都ニューデリーの商業施設に1号店をオープン。年内にはさらに2店舗を出店し、インド首都圏で地歩を固める。
1号店は、デリー首都圏で人気の高いショッピングエリアの一つ、バサントクンジの商業施設「アンビエンスモール」に出店した。3フロア構成で、売場面積は約1000坪（約3300平方メートル）と大型。紳士、婦人、子供、ベビー向けの商品をフルラインで取り揃える。
1号店の内装は自然の素材を使用して落ち着いた雰囲気を醸し出す一方、内外装にインドを拠点に活動するアーティストの作品をちりばめた。現地デザイナーと組んだ伝統服「クルタ」のコレクションなど、インド独自の商品も展開する。
2号店と3号店は、ニューデリーの商業施設「DLFアベニュー・サケット」と新興都市グルガオンの中心部ある商業施設「DLFサイバー・ハブ」に出店する予定。