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三越伊勢丹HDが大幅反落、業績予想の開示見送りを嫌気

三越の看板
5月12日、三越伊勢丹ホールディングスが大幅反落。午前9時45分現在、8%超安で東証1部の値下がり率第3位。11日に2021年3月期の業績予想の開示を見送ったことが嫌気されている。写真は都内で2018年1月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 12日 ロイター] – 三越伊勢丹ホールディングスは大幅反落。午前9時45分現在、8%超安で東証1部の値下がり率第3位。11日に2021年3月期の業績予想の開示を見送ったことが嫌気されている。

2020年3月期の売上高は1兆1191億円(前年比6.5%減)、営業利益は156億円(同46.4%減)、最終損益は111億円の赤字(前期は134億円の黒字)となった。同社は4月27日に最終損益を従来の黒字見通しから赤字見通しへと下方修正している。

伊倉秀彦・最高財務責任者(CFO)は「全店休業が半年続いても大丈夫だ」と述べた。CP発行やコミットメントラインの追加設定により、当面の事業継続に必要な手元流動性は確保できているという。同社は4―6月期決算を発表する7月には通期見通し、4―9月期決算を発表する11月には中期計画の修正を発表する。