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フーコットVSクルベ ベルクとヤオコーの注目のDSフォーマットを徹底分析

ディスカウントSM1280ここ数年、全国各地で食品スーパー(SM)企業によるディスカウントフォーマットの出店が相次いでいる。その中でもとくに業界人から注目されているのが、ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)が子会社を通じて展開する「フーコット」と、ベルク(埼玉県/原島一誠社長)が運営する「クルベ」だ。どちらも埼玉県を地盤とし、成長性や収益性の高さ、財務の健全性など共通点も多いヤオコーとベルクだが、ディスカウントフォーマットの運営手法はまったく異なる。フーコットとクルベ、両フォーマットの違いとそれぞれの強みをアイダスグループの鈴木國朗氏に解説してもらった。

競合ひしめく激戦区に出店

 ヤオコーの完全子会社であるフーコット(埼玉県/新井紀明社長)は2023年9月26日、ディスカウント型SM「フーコット」の4号店となる「フーコット深谷店」(埼玉県深谷市)をオープンした。

 同店はJR高崎線「籠原」駅から北西に1.7㎞ほどの場所に立地する。最も近い競合は直線距離で約1㎞の場所にあるショッピングセンター「アリオ深谷」の核店舗「イトーヨーカドーアリオ深谷店」だが、店舗周辺は有力SMである「ベルク」「マミーマート」が店を構えるほか、目と鼻の先の場所には食品強化型ドラッグストアの「クスリのアオキ」もある。

フーコット深谷店
所在地 埼玉県深谷市上柴町東2-25-5
開店日 2023年9月26日
営業時間 10:00~19:00
駐車場 302台

 フーコット深谷店の店舗面積は3012㎡、駐車台数は302台。売場レイアウトは、居抜き物件への出店だった1号店「飯能店」(埼玉県飯能市)をやや修正した2号店「昭島店」(東京都昭島市)を踏襲しているようだ(売場レイアウト図参照)。恐らくこれが今後のレイアウトの標準になると考えていいだろう。

フーコット深谷店の売場レイアウト

 今回の調査目的は、このフーコット深谷店と、

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