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フジ、サニーTSUBAKIを完全子会社化、3店舗をリニューアルオープン

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フジ(愛媛県松山市)は4月16日、食品スーパーのサニーTSUBAKI(同)を買収すると発表した。

 フジ(愛媛県松山市)は4月16日、食品スーパーのサニーTSUBAKI(同)を買収すると発表した。4月17日付けで全株式を取得し、完全子会社化する。サニーTSUBAKIが松山市内で運営する3店舗は17日にリニューアルオープンする。

 東京商工リサーチによると、サニーTSUBAKIは1948年に愛媛県西予市で創業後、72年に松山市に進出。2008年までに3店舗をオープンしたが18年2月期で2期連続の赤字となり、同年6月に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約10億円だった。

 その後、金融機関やフジの支援を受けながら再建を図り、20年4月11日付けで再生計画認可が決定した。これを受けて、フジは再生計画にのっとり、サニーTSUBAKIの全株式を取得する。

 フジの子会社となった後も社名や店名は変更せず、営業を続ける。フジの豊田洋介取締役上席執行役員管理本部長がサニーTSUBAKIの社長を兼務する。

 サニーTSUBAKIの店舗では、今回のリニューアルに伴ってレジシステムを入れ替え、フジの電子マネー付きポイントカード「エフカ」を利用できるようにした。