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21年の仏ワイン生産、3割減少の恐れ 今月の霜害で

フランス・シャブリ郊外のブドウ畑で、霜害から守るため水が噴霧された現場
仏政府機関フランスアグリメールは22日、今月発生した霜害で今年の国内ワイン生産量が前年比で3分の1近く減少する恐れがあると、生産者の推定速報値として明らかにした。写真はフランス・シャブリ郊外のブドウ畑で、霜害から守るため水が噴霧された現場。2021年4月7日に撮影。(2021年 ロイター/Pascal Rossignol)

[パリ 22日 ロイター] – 仏政府機関フランスアグリメールは22日、今月発生した霜害で今年の国内ワイン生産量が前年比で3分の1近く減少する恐れがあると、生産者の推定速報値として明らかにした。

フランスアグリメールのワイン部門担当者は記者団に、生産の減少幅は今後数週間にわたる実態把握に伴って修正されるとした上で、1500万ヘクトリットル程度との予想を示し、年間の生産量は近年の平均を28─32%下回るだろうと述べた。

1ヘクトリットルは100リットル(標準のワインボトル133本程度)に相当する。

この担当者は、「今回の霜害は遠く南方に、また広範囲に拡大した点で例外的」と指摘。それまでの温暖な天候でブドウの生育が加速したことも被害を大きくしたと付け加えた。

当初推定による地域別生産減平均は、ブルゴーニュが50%、ラングドックが40%、ボルドーが位置するアキテーヌが30%などという。