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コーナン商事、今期PRO業態24店舗の出店を計画

コーナン
2024年2月期の通期業績予想は、売上高が4370億円(前期同期比3.3%増)、営業利益が228円(同3.5%増)を見込んでいる。

 コーナン商事が発表した2024年2月期の通期業績予想は、売上高が4370億円(前期同期比3.3%増)、営業利益が228円(同3.5%増)を見込んでいる。なお、6月1日付で子会社化する予定のホームインプルーブメントひろせの業績は、今回発表した通期予想には反映されていない。

 コーナン商事は、成長戦略の柱として、PRO業態の強化を掲げている。23年2月期末のPRO業態の店舗数191店舗を、24店舗新設し24年2月期末までに215店舗までに増やす。同業態の売上高を前期から100億円強上乗せする1300億円を計画する。4月26日には、沖縄県にPRO業態1号店「PRO豊見城豊崎店」を出店する。

 また、リフォーム事業の拡⼤を進める。現在22店舗で展開する、有資格者が在籍するカスタムリフォームコーナーを拡⼤し、お客⼀⼈ひとりのニーズに応えられる提案⼒の強化をはかる。
23年2月期連結決算は、売上高が前年同期比で1.8%増の4231億円、営業利益が14.8%減の220億円だった。

 既存店ベースの売上高は1.1%減とマイナスだったが、積極的な出店を進めたことから増収となった。収益面では、円安などに伴う粗利益率の減少(0.55ポイント減の37.77%)と新規出店や⽔道光熱費の上昇など販管費の増加(0.5ptアップの36.3%)により減益となった。