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無印良品 環境配慮素材を用いた紙製食器・カトラリー計8種発売

無印良品の環境配慮素材を用いた紙製食器とカトラリー

無印良品を展開する良品計画は4月5日、バガスパルプと竹パルプを使用した紙製食器5アイテム(1種のみ5月下旬)と、竹材を使ったカトラリー3アイテムを全国の無印良品とネットストアで発売する。
 
 同社は、プラスチック商品のリユース・リサイクル・代替素材への100%移行を推進している。

サトウキビの搾りかす「バガス」

 サトウキビは、砂糖の生産に必要な糖汁を絞った後に大量の搾りかすが発生する。

 無印良品では従来廃棄されていた搾りかす「バガス」を素材とし、手軽に利用できる食器やカトラリーを作った。

紙製食器/竹材カトラリー

 型を使って成形し、竹パルプを加えることで強度のある食器となった。ハリがあり持ちやすく機能的。プレート2サイズ、ボウル、フードパック、カップの計5アイテムを取り揃えた。

 さらに生長が早い竹材を使い、節部分なども利用することで資源を無駄なく活用した使い切りの竹材カトラリーも発売する。繊維質でしなりがあり、折れにくいのが特長で、スプーン(10本入り)、フォーク(10本入り)、割り箸(20膳入り)の3アイテム。いずれも税込99円で販売する。

 良品計画は今後もリサイクル素材や代替素材を活用した商品の開発と拡充を進めていくとしている。