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イオン、埼玉県狭山市に都市型SC「そよら」 25年春開業予定

埼玉県狭山市にオープンするイオンの都市型SC「そよら」の完成イメージ
入曽駅近くの小学校跡地を再開発する(画像は完成イメージ)

 イオンは2022年11月に埼玉県狭山市と締結した包括連携協定に基づく取り組みの一環として、同市内にイオンリテールが運営する都市型ショッピングセンター(SC)「そよら」を開発する。25年春のオープンを目指す。

 イオンと狭山市は、地域の活性化や市民サービスの向上などを目的に連携協定を結んだ。同市内の西武新宿線・入曽駅周辺では整備事業が進められており、入間小学校の跡地にイオンリテールがSCを開発する。

 小学校跡地に残る樹齢100年のケヤキを残すと共に、敷地内に新たに植樹する「イオン ふるさとの森づくり」を行う。

 SCのオープン日や正式名称、施設概要などは順次公表される予定だが、イオンリテールが提案した概要によると、食品スーパーなどが入居する「デイリーライフ核」とブックカフェとキッズパークが配置される「ニューライフスタイル核」の2核で構成されるSCとなる見込み。

 デイリーライフ核には自転車専門店やペット用品専門店など、ニューライフスタイル核にはヘルス&ビューティーの専門店や均一価格の雑貨店、レストラン、フィットネスジム、クリニックなどを誘致する計画だ。

 「そよら」は、20年3月オープンの「イオンスタイル海老江」(大阪市)の出店に合わせて行った一般公募で決まったSC名称。その後、大阪府堺市に「そよら新金岡」、名古屋市に「そよら上飯田」を出店している。

イオンリテールが狭山市に提出した事業企画提案書から