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【米ウォルグリーン】マイクロソフトと7年間の戦略的パートナーシップ

ウォルグリーン
ウォルグリーンはITインフラの大部分をマイクロソフトのクラウドサービス「アジュール」に移管する

 

 米ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスと米マイクロソフトは1月15日、7年間の戦略的パートナーシップを結ぶと発表した。

 

 ウォルグリーンはITインフラの大部分をマイクロソフトのクラウドサービス「アジュール」に移管するほか、38万人を超える従業員が使う統合ソフトもクラウド版の「マイクロソフト365」に切り替える。

 

 また、両社はヘルスケア関連の研究開発に共同で投資する。複数の大都市で研究開発センターを設立することも視野に入れる。加えて、ウォルグリーンは2019年中にヘルスケア関連のデジタル機器を販売する店内ショップ「デジタルヘルスコーナー」を最大12店舗で実験的に展開する。

 

 マイクロソフトは18年7月に米ウォルマートと5年間の戦略的パートナーシップを締結したほか、19年1月7日には米クローガーとの提携を発表、小売業向けにインターネット経由で業務用ソフトを提供するサービスを両社で開発していく計画を明らかにした。