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【ファストリ】 売上高が初の1兆円超え、13年8月期、営業益は5.1%増

 ファーストリテイリングが発表した2013年8月期の連結業績は、売上高が前期比23.1%増の1兆1430億円、営業利益が5.1%増の1329億円と増収増益だった。

 売上高は初めて1兆円を超えた。売上高の約6割を占める国内ユニクロ事業の既存店売上高が7.3%増と好調だったことに加えて、中国を中心としたアジア圏での積極的な出店によって海外ユニクロ事業の売上高が64.0%増の2511億円と大きく伸びた。

 営業利益面では国内ユニクロ事業が粗利益率の低下などにより5.4%減の968億円と減益になったものの、海外ユニクロ事業が66.8%増の183億円を稼いで補った。「ジーユー」や「セオリー」などグローバルブランド事業も営業利益が20.1%増の174億円と貢献した。

 14年8月期の業績は、売上高が16.4%増の1兆3300億円、営業利益が17.4%増の1560億円を見込む。海外ユニクロ事業の売上高は3500億円(39.3%増)、営業利益は280億円(52.6%増)にまで伸びる見通し。