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日清製粉、コンビニ向け弁当・総菜大手のトオカツフーズに49%出資

 日清製粉グループ本社は12月25日、弁当・総菜製造のトオカツフーズ(横浜市)の普通株式49%と優先株を取得すると発表した。伊藤忠商事系の投資ファンドから28日付けで株式を買い取り、持分法適用会社とする。

 トオカツフーズは1968年に設立され、コンビニエンスストア向け弁当・総菜の製造大手としてファミリーマートやミニストップ、スリーエフなどに商品を供給している。2012年3月期の売上高は889億円、営業利益は12億円。

 日清製粉は総菜や冷凍食品の製造をトオカツフーズに委託するなど、長年に渡り取引関係があった。同社は中食・総菜事業をグループの主力事業の一つに育てる方針で、今回の出資をきっかけにトオカツフーズとの協力関係を深めていく。