メニュー

【ラオックス】3年ぶりに出店再開、東京・新宿とお台場

 家電量販店のラオックスは4月下旬、東京・新宿とお台場に新規出店する。業績不振が続いている同社の出店再開は3年ぶり。同社は2009年8月、中国の家電量販店大手、蘇寧電器傘下に入っており、これを機に再び店舗網拡大を目指す。

 

 4月23日にオープンする「ラオックスWATCH.」は会社精算したさくらやの後継テナントとして出店するもので、店舗面積は約1050平方メートル。時計、宝飾品、免税商品を中心に初年度売上高22億5000万円を見込む。

 

 また、4月28日にはお台場のショッピングモール「ヴィーナスフォート」内に店舗面積945平方メートルの店舗を出す。こちらは家電のほか、時計、携帯電話、免税品などを扱う。初年度の年商目標は7億8000万円。

 

 同社の直営店は現在、東京・秋葉原の4店のみ。10年3月期は最終赤字になる見込みだが、今後3年以内に大都市の駅前一等地に中大型店舗2店を出店する計画がある。