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エッジコンピューティングの活用で シームレスな「顧客体験の向上」戦略の展開が可能に

コンビニレジで商品を受け渡す様子
istock.com/TAGSTOCK1

流通革命は「顧客体験の向上」へ 信頼性の高い分散システム構築で店舗オペレーションも円滑に

小売業界では、エッジコンピューティングを念頭に置いた上で、従来のIT活用をさらに発展させた事業戦略を展開することが必要になってきている。

すでに先進的な小売業ではこのエッジコンピューティングの活用をベースにして、オフラインのリアル店舗とオンラインを問わず、「顧客体験の向上」戦略へと舵をきっている。そして、新しいテクノロジーはオフラインのリアル店舗とオンラインをシームレスにつなげ、「顧客体験の向上」戦略の展開を可能にしている。

進化した小売業ではリアル店舗とオンラインがシームレスに繋がる体験を提供し始めている。例えば、まず顧客を来店させるために割引クーポンを送信し、顧客が来店した後には、ビーコンで顧客の位置情報を可視化して、ビーコンの電波を受信できる範囲内に入ってきた顧客に対しては更にスマートフォンに販促情報を配信するといったような、クロスセルの購買促進につなげる高度なインタラクティブ・マーケティング施策が現実のものとなっている。

シュナイダーエレクトリック社では小売業界だけにとどまらず、幅広い業種にエッジコンビューティングソリューションを提供し、企業の消費者向けアプリケーション利用の高度化を支援してきた。航空会社のチェックイン発券機や店舗のレジ、そして銀行の窓口業務の自動化など、様々な顧客体験を支えるインフラに、世界各地で同社のエッジコンピューティングソリューションが活用されている。

今後、小売業のシステムに関してはテクノロジーの設計方法が変わってくる。ハードウェアには交換可能なコンポーネントが増え、大規模なシステムは保守・メンテナンスを考慮してよりシンプルなものになる。さらに「顧客体験の向上」を阻害することになるシステムのダウンタイムが起こらないようにするシステムの可用性を提供しなければならない。

さらに、小売業が「顧客体験の向上」を実現するためのデジタル戦略を展開していく上で考慮しなければならないのが、デジタル化された顧客との関係性でデータのやり取りが増加することによる個人データ漏洩リスクへの対応だ。さらに、クレジットカードの世界的なセキュリティ基準であるPCI DSS(決済カード業界のデータセキュリティ基準)への対応も不可欠になってくる。

セキュリティ対策は、ソフトウェアによるシステムへのアクセス制限で行われることが一般的であるが、セキュリティ事故の多くは、攻撃者がITインフラに物理的にアクセスすることで発生している。小売業が「顧客体験の向上」を実現するためには、エッジコンピューティングにおける物理セキュリティ対策を整えることも重要である。

小売業が新たな顧客体験を提供するためのシステムやネットワークの保守・管理には、専門知識を持った担当者が必要となるが、エッジコンピューティングは、一か所にあるデータセンターではなく、分散した、つまりより現場に近い店舗内での運用が必須となるため、限られた人員で管理しなければならない。多くの分散した店舗を展開する小売業のエッジコンピューティングシステムのリモート監視と管理ならびに、物理セキュリティの管理を行うには、設置場所に合わせたインフラと運用管理ソリューションが必要になる。高い信頼性に基づいた顧客体験を提供できるシステムづくりがますます求められてこよう。

こうした中、シュナイダーエレクトリックは、運用の簡素化やコストの合理化を実現するため、様々なエッジコンピューティングソリューションを提供している。

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