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モノタロウ、新物流センターに無人搬送ロボット約400台を導入

モノタロウの新物流センターで使用される無人搬送ロボット
在庫ピッキング作業の効率を3倍超に高めることができるという

 工具・部品など工業用間接資材の通販大手MonotaRO(モノタロウ)は、兵庫県猪名川町に建設する新物流センターで、日立製作所の小型無人搬送ロボット「Racrew(ラックル)」を約400台導入する。配送作業の大幅な効率化と生産性向上を目指す。

 新物流センターの名称は「猪名川ディストリビューションセンター」(仮称)で、延床面積は約13万平方メートルと同社としては最大規模の物流センターとなる。日立では、無人搬送ロボットと制御システムを2022年3月に納入の予定。

 モノタロウと日立は2015年から物流分野での協業を進めており、17年と19年には笠間ディストリビューションセンター(茨城県笠間市)で260台のラックルが導入された。また、「茨城中央サテライトセンター」(仮称、茨城県茨城町)にも21年3月に約80台を導入する予定。

 日立によれば、ラックルを導入することにより、従来に比べて物流センター内の在庫ピッキング作業の効率を3倍超に高めることができるという。