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ローソン、中国の店舗数が4000店を突破、25年度に1万店目指す

鬼滅の刃をコラボした中国のローソン
「鬼滅の刃」とコラボした中国のローソン

 ローソンは9月10日、中国の遼寧省瀋陽市に店舗をオープンした。これにより、中国での店舗数が4000店を突破した。中国本土における日系コンビニエンスストアとしては、ローソンの店舗数が最多となっている。

 ローソンは1996年、上海に現地法人を設立し、日系コンビニとしては初めて中国に進出した。設立当初は現地企業との合弁だったが、その後子会社化した。2010年以降、現地子会社を通じて重慶市、大連市、北京市に出店したが、14年からは現地小売業とのメガフランチャイズ契約や、パートナー企業が本部機能を持って特定エリアの運営と店舗開発を担うエリアライセンス契約を推進することで、店舗数を急速に増やした。

 今後もメガフランチャイズ契約とエリアライセンス契約を軸に中国での出店を強化し、22年度に6000店、25年度に1万店舗への拡大を目指す。

 ローソン以外では、セブン-イレブンが中国で3412店(20年12月末時点、エリアライセンス契約を含む)、ファミリーマートが2569店(19年2月末時点、同)を展開している。