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メディアの役割も果たす!アットコスメのネットとリアルを融合した未来型店舗とは

見るべき店大

@cosme TOKYOTOKYO(アットコスメトーキョー)

美容系総合ポータルサイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営などを手がけるアイスタイル(東京都/吉松徹郎社長)は2020年1月、「@cosme TOKYO(アットコスメトーキョー)」をオープンした。「原宿」駅前という都内屈指の好立地への出店となった同店。同社最大の旗艦店の位置づけとなる同店では、どのような売場づくりをしているのか──。

@cosmeTOKYOの外観

売場面積約400坪!同社最大の大型店舗

 アイスタイルが2020年1月10日に出店した「@cosme TOKYO」は、2020年3月に新駅舎が開業したことでも話題を集めた、JR「原宿」駅の東口から出てすぐの場所にある。同社初の路面店であり、店舗は3フロア構造で合計の売場面積約400坪と同社最大となる。広大なスペースを生かし、ドラッグストアでも販売する、いわゆる「プチプラ」から百貨店で扱うようなラグジュアリーブランドまで、600ブランド2万品目以上の化粧品を品揃えする。それと同時に、「@cosme」をはじめとしたオンライン上でのユーザー体験をリアルで具現化することで、ネットと店舗を融合させた楽しい顧客体験を提供しているのが特徴だ。

コスメネクストFlagshipstore事業部部長の坂井亮介氏

 アイスタイルは、1999年に「@cosme」を開設して以来、ドラッグストアブランドから国内外の高級化粧品ブランドまで、3万以上のブランドとユーザーをつなぐ機会を提供してきた。2002年11月に化粧品専門ECを開設したのに続き、07年3月には第1号店「@cosme STORE(アットコスメストア)ルミネエスト新宿店」(東京都新宿区)を開業。ECとリアル店舗による化粧品小売事業も展開している。

 現在、化粧品専門E C「@c o s m eSHOPPING(アットコスメショッピング)」は、2000ブランド4万2000品目(20年6月末時点)を品揃えする国内最大の化粧品専門E Cに成長し、「@ c o s m eSTORE」は国内24店舗、海外6店舗を展開する国内最大級の化粧品小売チェーンとなっている。

顧客とブランドが出会う「メディア」としての役割

 では、旗艦店の位置づけの「@cosmeTOKYO」ではどのような売場づくりを行っているのか。同店の最大の特徴は、

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