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東急百貨店東横店、渋谷駅再開発で20年3月に閉鎖、食品売場は営業継続

東急百貨店 Mahboonkrong Center
東横店跡地などには渋谷スクランブルスクエア第2期として中央棟と西棟を建設、27年度の開業を予定 iStock.com/9Air

 東急百貨店は7月22日、渋谷駅周辺の再開発に伴い「東急百貨店東横店」(東京都渋谷区)の営業を2020年3月末で終了すると発表した。地下1階の食品売場については営業を継続する。

 東横店は渋谷駅ビルに入居する東急百貨店の主力店舗だが、渋谷駅の真上には11月1日に新駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」の第1期(東棟)が開業する。東横店跡地などには渋谷スクランブルスクエア第2期として中央棟と西棟を建設、27年度の開業を予定する。

 東急百貨店は渋谷スクランブルスクエア東棟のテナントとして、スイーツとデリ、ベーカリーに特化した新業態「TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フード ショーエッジ)」、ビューティーとハンドバックやシューズなどのファッション雑貨を取り揃えた「+Q(プラスク)」、セレクトショップ「428-224(シブヤ224)」などを運営する予定。

 同社は今後、カテゴリーに特化した専門店の商業施設への出店や、インターネット通販など百貨店以外の事業を強化し、「融合型リテーラー」を目指すという。