2021年の1000社ランキングに入った食品スーパー（SM）のうち、本誌バックナンバーで3期分の売上高と当期純利益を比較可能な企業は263社。このうち、3期以上連続で増収・増益となったのは18社だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響による特需で、20年度は増収・増益のハードルが低く、3期以上連続で増収・増益を果たした企業は前年の9社から2倍となった。しかし、その反動から21年度は減収・減益を予想するSMも少なくない。来年度、3期以上連続で増収・増益を達成する企業は再び少なくなりそうだ。
すべてのSMの中で最も長く増収・増益を継続しているのがヤオコー（埼玉県）だ。21年3月期は、売上高4421億円（対前期比10.2％増）、当期純利益133億円（同15.0％増）で、32期連続の増収・増益となった。子会社のエイヴイ
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