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米7-イレブン、モバイルEC「7ナウ」の配達料を実質無料に、4月末まで

アメリカのセブンイレブンの外観
新型コロナウイルスの感染拡大でECの利用が急増する中、配達料を無料にすることで利用者の負担を減らす。gettyimages/RiverNorthPhotography

 セブン&アイ・ホールディングス傘下の米7-イレブンは、モバイルEC(インターネット通販)サービス「7NOW(ナウ)」の配達料を4月末まで実質無料にする。新型コロナウイルスの感染拡大でECの利用が急増する中、配達料を無料にすることで利用者の負担を減らす。3月25日から実質無料化を始めている。

 利用者は専用のモバイルアプリを使って商品を注文する。アプリ上で精算する際にプロモーションコード「FREE4U」を入力すると、通常は3.99ドルの配達料が無料になる。配達員との接触を避けたい場合は、配達員が玄関先に商品を置いて立ち去った後に受け取る方法を選択できる。

 7ナウは2017年12月にテキサス州ダラスで試験的にサービスを開始、現在は米国の400近い都市で利用可能となっている。7-イレブンの店舗で取り扱うピザやサンドイッチなどの中食商品、飲料や菓子、ビールなど約3000品目の商品を注文できる。配達員は利用者の最寄り店舗で商品をピックアップし、注文を受けてから30分ほどで届ける。

ピザやサンドイッチ、菓子、飲料、ビールなど約3000品目の商品を注文できる