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コンビニ業界、上位企業シェア率ランキング2022、2023!

市場占有率1280

コンビニエンスストア(CVS)市場はセブン-イレブン・ジャパン(東京都:以下、セブン-イレブン)、ファミリーマート(東京都)、ローソン(東京都)の大手3社のシェアが90%を超える超寡占市場だ。コロナ収束後の需要を取り込んだことで市場拡大が続いている。なお、CVS業態は本誌2023年5月1日号ですでに22年度の市場規模およびマーケットシェアを掲載したが、他業態に合わせて2期分の数値を掲載している。

大手3社の合計シェア92.9%

 日本フランチャイズチェーン協会(東京都)によると、23年度(23年1月~12月)のCVSの市場規模は11兆6593億円で、対前年度比で4.3%増加した。新型コロナウイルス禍でCVS市場は一時大きく落ち込んだものの、コロナの収束にともない徐々に回復。22年度にコロナ前の19年度(11兆1608億円)を上回り、23年度も続伸。3年連続の市場拡大となっている。

1店当たりの“稼ぐ力”とされる平均日販も23年度決算において伸長した

 3社の全店売上高を見ると、最大シェアを誇るセブン-イレブンは5兆3452億円(同3.8%増)。ファミリーマートは3兆692億円(同3.8%増)、ローソンは2兆4162億円(同5.1%増)。3社合計のシェアは92.9%で、セコマ(北海道)など他のCVSで売上高が伸びたこともあり、前年から0.2ポイント(pt)減少した。シェアの内訳は、セブン-イレブンが45.8%(同0.3pt減)、ファミリーマートが26.3%(同0.2pt減)、ローソンが20.7%(同0.1pt増)となっている。

 1店当たりの“稼ぐ力”とされる平均日販も伸長した。23年度決算における全店平均日販は、セブン-イレブンが69万1000円(同2万1000円増)、ファミリーマートが56万1000円(同2万7000円増)、ローソンが55万6000円(同3万4000円増)。3社とも前年度から2万円以上アップしており、3社そろってコロナ前の19年度の数値を超えた。

 店舗数(単体)では、23年末でセブン-イレブンが前年度末から111店舗増の2万1363店舗、ローソンが同21店舗増の1万3394店舗とする一方で、

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